四月は残酷な季節 (歌詞:cocotukiさん作) 嗚呼 告天子(ひばり)も嘲笑う 芽を出さなければ 散ることも無いとね  凍えた土の下で  春の日差しを夢見ながら 朽ちれば いいのに 冬を飢えたまま過ごしたとて 解き放たれたらサイゴ 塩漬けにされ 食べられ 抗えないとは忍びない あ〜あ 食い散らかされて 雪枷から解き放たれた 飢えた囚人(ひと)に その蹂躙に耐えるのか 冬まで頑張るつもり? まさかね 諦めが 肝心 眠りについていた 弱肉強食(やせい)が動く 派手なゲームの再開だ スタートの合図を歌え 同胞よさぁ狂詩曲を! 嗚呼 春告げ鳥が歌う 一足早い行進曲 四月の匂い 酔ったのか? 可笑しくて 歌が止まらないのか? 羽ばたきすらも忘れて歌う一羽の謡鳥(うたいどり) まさにシガツさ 残酷な季節